● 発表募集のご案内

人工知能学会 第81回 人工知能基本問題研究会 (SIG-FPAI)

主査 平田耕一
幹事 赤石美奈,磯崎隆司,伊藤公人,久保山哲二,鍋島英知
担当幹事    鍋島英知

●開催日: 2011年1月31日(月),2月1日(火) 
●会場:  山梨大学(甲府キャンパス 情報メディア館5F 多目的ホール)
          交通案内(http://www.yamanashi.ac.jp/modules/footer_menu/index.php?content_id=5)
          建物案内(http://www.yamanashi.ac.jp/modules/footer_menu/index.php?content_id=6)
●参加費: 無料
●資料代: 1,500円 (学生会員は無料)
●テーマ: 特集「AI の基本問題 SAT と応用技術」および一般
●宿泊:  各自ご用意ください.
●懇親会: 日時:2011年1月31日(月) 18:00-20:00

●開催趣旨:

命題論理の充足可能性判定問題(SAT)は, 与えられた命題論理式の充足可能性を
判定する問題であり, 人工知能および計算機工学における最も基本的な問題で
ある. 近年, SAT問題を解くソルバーの劇的な性能向上に伴い, 論理合成やシス
テム検証など, SATはさまざまな分野に応用されている. 今回は, SATとその応
用に関する幅広い研究発表を募集する.

●招待講演: 
  神戸大学 情報基盤センター 田村直之先生

「SAT型制約ソルバーSugarについて」

本発表では, 2008年および2009年国際CSPソルバー競技会の複数部門で優勝した
制約ソルバー Sugar について紹介する. Sugar は, 制約充足問題(CSP), 制約
最適化問題(COP)および最大制約充足問題(Max-CSP)を, 命題論理の充足可能性
判定問題(SAT) に符号化し, MiniSat 等の高速なSATソルバーを用いて求解を
行うSAT型のシステムである. SAT符号化には順序符号化と名付けた新しい方法
を用いており, 従来広く用いられている直接符号化や支持符号化よりも, 多く
の問題に対して高速な求解が可能となっている点を特徴とする.

●発表申込・照会先: 鍋島英知 (山梨大学)
  E-mail: fpai81@yamanashi.ac.jp

【発表申込期限】2010年12月24日(金)17時
【原稿提出期限】2011年 1月14日(金)17時

以下の内容をE-mailでお申込みください.
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(1)発表題目:
(2)著者(発表者の頭に○):
(3)所属:
(4)著者連絡先
  住所: 〒
  氏名:
  Tel:
  Fax:
  E-mail:
(5)アブストラクト(50字程度):
(6)懇親会    (参加する・参加しない)
(7)懇親会参加の方は同伴者の氏名・所属
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           プログラム
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○ 一日目  【1月31日(月)14:00-18:00】

●Opening 14:00

●Session 1. 14:00-15:00

 (1) リテラルブロック距離に基づく良い学習節の評価と獲得によるSAT ソルバの性能改善
   ○鍋島 英知(山梨大),岩沼 宏治(山梨大)

 (2) 単調双対化計算に基づく一般双対化問題の解法
   ○山本 泰生(山梨大),鍋島 英知(山梨大),岩沼 宏治(山梨大)

●招待講演  15:15-16:15

 (3) SAT 型制約ソルバー Sugar について
     神戸大学 情報基盤センター 田村 直之 先生

●Session 2. 16:30-18:00

 (4) 整数有限領域上の線形制約充足問題のコンパクトかつ効率的なSAT符号化の提案
   ○丹生 智也(神大), 田村 直之(神大), 番原 睦則(神大)

 (5) Partial Max-SAT ソルバー QMaxSAT の評価
   ○越村 三幸(九大),張 トウ(九大),藤田 博(九大),長谷川 隆三(九大)

 (6) RNA配列の二次構造候補の列挙アルゴリズムの改善
   ○川合 雄大(京大),山本 章博(京大)


●懇親会 19:00-


○ 二日目  【2月1日(火) 9:00-15:00】

●Session 3. 9:00-10:30

 (7) 進化系統樹のRobinson-Floulds距離に基づくインフルエンザウイルスの地域間遷移解析
   ○佐田 和也(九工大),平田 耕一(九工大),伊藤 公人(北大),久保山 哲二(学習院大)

 (8) インフルエンザウイルスのRNA分節に生じる共変異の抽出
     櫨本 竜也(九工大),○平田 耕一(九工大),伊藤 公人(北大)

 (9) 座標分割による次元縮小法を用いた空間索引の高速化に関する研究
   ○川口 尚志(九工大),田島 圭(九工大),岩崎 瑶平(九工大),岸川 直樹(九工大),村上 義明(九工大),篠原 武(九工大)

●Session 4. 10:45-12:15

 (10) 射影データを用いたMetric Rectangle tree(MR-tree)の提案
   ○岸川 直樹(九工大),田島 圭(九工大),岩崎 瑶平(九工大),川口 尚志(九工大),村上 義明(九工大),篠原 武(九工大)

 (11) ヒルベルト曲線順序付けを用いた空間索引構造に対する効率的な挿入法に関する研究
   ○田島 圭(九工大),岩崎 瑶平(九工大),篠原 武(九工大)

 (12) 座標分割法を用いたLocality Sensitive Hashing による近似検索の高性能化に関する研究
   ○岩崎 瑶平(九工大),大野 真吾(九工大),田島 圭(九工大),篠原 武(九工大)

●昼食 12:15-13:30

●Session 5. 13:30-15:00

 (13) 関連語の自動選定による論文コミュニティ抽出技術の改良
   ○中村 優士(九工大),坂本 比呂志(九工大)

 (14) 弱い特徴例集合と正例からの学習
   ○亀田 勇一(首都大),寺戸 哲也(首都大), 徳永 浩雄(首都大)

 (15) 動的状態生成マルコフ連鎖モンテカルロ
   ○宗久 知男(山梨大),山本 貴慎(山梨大),李 建勲(山梨大)


●Closing