主査 佐藤 健 幹事 鈴木 譲,平田 耕一,市瀬 龍太郎,吉岡 真治, 赤石 美奈 BN特集特別幹事 本村陽一 ■日時:2005年8月27-28日 ■会場 :長岡科学技術大学マルチメディアシステムセンター会議室 (新潟県・長岡市) (同時開催: 行動計量学会全国大会) ■協賛: 行動計量学会 電子情報通信学会情報論的学習理論(IBIS)時限研究専門委員会 ■参加費:無料(ただし資料が必要な方は資料代が別途かかります) ■テーマ:特集「ベイジアンネットワーク」及び一般 ■問い合わせ先:本村 陽一(産総研)bn2005@m.aist.go.jp ======プログラム===================8月27日 18:40〜19:00 受付・オープニング <第3食堂>
8月27日 19:00〜20:20
招待講演「ベイジアンネットの新局面」佐藤泰介(東京工業大学)
ベイジアンネットは初め単純なグラフィカルな確率モデルとして生まれたが、最近では他分野との交流、特に論理や関係データベースとの交流から深化している。本講演では人工知能に於ける研究の流れの中で、ベイジアンネットの歴史を振り返り、その様な融合領域における交流の例としてPRM(確率関係モデル)を紹介する。PRMは、ベイジアンネットと関係データベースを融合させたもので、パターン化されたネットワークを用意して、関係データベースと結合する事により、容易に大規模なベイジアンネットを構築出来るモデルである。またベイジアンネットの初期の発展形としてDBN(動的ベイジアンネット)があり、従来系列データのモデル化に適用されて来たが、最近CRF(条件付きマルコフ場)と呼ばれる新しいグラフィカルモデルが登場している。こうした新たなモデルについての解説も行う。
8月28日 13:00〜13:40 セッション:「ベイジアンネットの応用システム」
・「ベイジアン・ネットワークを用いた知的学習支援システム」
植野真臣(長岡技術科学大学)・「確率モデルによる映画コンテンツ推薦方式の検討」
小野智弘(KDDI研究所)、本村陽一、麻生英樹(産総研)
8月28日 13:50〜14:50 セッション:「ベイジアンネットの理論」
・「β尤度に基づく混合した確率表の推定」
藤本 悠(早稲田大学)、村田 昇(早稲田大学)・「GAのEstimation of Distribution Algorithmを用いた不完全データからの
Bayesian Networkの構造学習」
鈴木譲(阪大)、土屋善徳(Joe'sウェブホスティング)・「Bayesian Networkの構造推定の一致性について
鈴木譲(大阪大学)
8月28日 15:00〜16:00 セッション:「一般」
・「木構造間ノード写像の近似照合クラス同定アルゴリズム」
久保山 哲二 (東京大学)・「極大頻出集合の探索を基礎とする帰納論理プログラミング」
津江遼子(京都大学)、山本章博(京都大学)・「演技表現言語について」
古川康一、清水聡史、吉永早織、菊池健 (慶応義塾大学)
8月28日 16:20〜17:20 セッション:「マーケティングへの応用」
・「消費者行動分析における因果的差分の検出」
村上知子、酢山明弘、折原良平(東芝)・「ベイジアンネットを用いた都心買物回遊行動データからの情報抽出」
山口 類(九州大学)、斎藤 参郎(福岡大学都市空間情報行動研究所)・「ベイジアンネットワークの確率推論による商品開発とマーケティング戦略
==============================================================================
〜バニラカップアイスの設計と意思決定支援への適用を通して」
芳賀麻誉美(女子栄養大学)、本村陽一(産総研)