(一社)人工知能学会 第135回人工知能基本問題研究会(SIG-FPAI)

開催日

2026年1月13日(火) 9:25-17:35
2026年1月14日(水) 9:00-16:20
※情報処理学会 第206回アルゴリズム研究会との合同開催です.

参加申込先

こちらの人工知能学会発表申込フォームより参加申込を行ってください.

懇親会のご案内

1月13日(火)のプログラム終了後に、アルゴリズム研究会との合同懇親会を予定しています。参加を希望される方は12月25日までにこちらの懇親会申し込みフォームよりお申し込みください。

会場: あじまー商店
時間: 18:30-20:30
会費: 一般6,000円, 学生4,000円の予定

会場

沖縄県石垣市 大濱信泉記念館多目的ホール
※オンライン中継も行います。

参加費

当研究会の聴講は無料です.

テーマ

特集「実践的グラフアルゴリズム」および一般

開催趣旨

グラフアルゴリズムは多様な実用課題で広く利用されています。本研究会では「実践的グラフアルゴリズム」をテーマとする企画セッションを開催するとともに、グラフに関する理論・実用の研究発表を募集します。これに限らず、人工知能の基本問題に関する理論・応用の研究発表も幅広く募集します。

招待講演

新井 淳也(NTTコンピュータ&データサイエンス研究所)

タイトル

枝刈りによる効率的なグラフ探索:LLM時代のグラフ活用に向けて

概要

グラフ処理に対するニーズはLLM との双方向の関係の中で新たな局面を迎えている.まずLLM のためのグラフという観点では,知識を表現したグラフ(知識グラフ)の情報をLLMに与えることで応答の品質を高めるgraph-based retrieval-augumented generation(Graph RAG)の重要性が増している.Graph RAG で使用する知識グラフはLLM を用いたテキストからのエンティティと関係の抽出によって得られる.これはグラフのためのLLM の利用と言える.このようなLLMとグラフ処理の相互発展により,効率的なグラフ処理が求められる場面はますます増加しつつある.テキストからのグラフ構築が可能になったことでグラフの大規模化は今後加速すると予想され,それに伴いグラフ処理のコストが増大する.さらにGraph RAG では知識グラフからの高速な情報検索が迅速な応答のために求められる.本講演ではまずこれらの動向について解説し,さらに「枝刈り」と「探索」をキーワードとして(i) スーパーコンピュータにおける超巨大グラフの幅優先探索と(ii) グラフに含まれる特定の構造パターンの探索(サブグラフマッチング)に関する我々の最近の研究成果を紹介する.

プログラム

発表時間の目安は,一般発表は15分(12分発表+3分質疑),招待講演は60分(50分発表+10分質疑)です.

01月13日 (火)

オープニング (09:25-09:30)
一般セッション1 (09:30-10:30)
一般セッション2 (10:45-11:45)
表彰式 (13:10-13:15)
招待講演1 (13:15-14:15)
一般セッション3 (14:30-15:15)
一般セッション4 (15:35-16:20)
一般セッション5 (16:35-17:35)

01月14日 (水)

一般セッション6 (09:00-10:00)
一般セッション7 (10:15-11:15)
招待講演2 (11:35-12:35)
一般セッション8 (14:00-15:00)
一般セッション9 (15:15-16:15)
クロージング (16:15-16:20)

研究会資料

研究会資料は発表の有無に関わらず stores にて電子版を購入頂けます。
なお、人工知能学会の学生会員は無料です。
また、それ以外の会員の方は研究会登録による年間購読割引があります。

運営メンバー

主査: 杉山 麿人
幹事: 西野 正彬、中畑 裕、竹村 彰浩、原田 崇司、金森 憲太朗
担当幹事: 西野 正彬
連絡先アドレス:fpai_kanji[at]sig-fpai.org


人工知能学会の研究会資料(第一種)の扱いについて

人工知能学会第一種研究会に投稿された研究会資料は紙冊子として発行されると同時に、
学会事務局で資料ID(※1)を付与した上で学会文献提供サイト「J-STAGE」上のPDFファイルとして掲載されます。
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(※1)研究会資料ID付与規則の変更(2021年4月)
研究会資料ID(論文ID)の付与ルールを下記のように統一しました。

(※2)紙媒体の奥付に記載された発行日