人工知能学会 第105回人工知能基本問題研究会(SIG-FPAI)
※第105回研究会はアルゴリズム研究会(SIG-AL)第166回研究会との共同主催です.
主査 河原吉伸
幹事 瀧川一学,石畠正和,西郷浩人,宋剛秀,戸田貴之
担当幹事 西郷浩人
■ 開催日:2018年1月28日(日), 29日(月)
■ 発表申込期限:2017年12月22日(金)(締め切りました)
■ 原稿提出期限:2018年1月5日(金)(締め切りました)
■ 執筆案内
一般発表はA4用紙原則6枚以内 (Work-in-progress poster 発表は
標準で4枚以内,6ページまでは増ページ無料)
スタイルファイル・サンプル等は下記からダウンロードしてください.
http://www.ai-gakkai.or.jp/sig/sig-style/
■ 会場: 石垣島大濱信泉記念館
〒907-0004 沖縄県石垣市登野城2-70
■ テーマ:特集「ビジネスにおける機械学習/人工知能」及び一般
■ 開催趣旨
近年, 年の瀬に開催される著名な国内/国際会議には定員を大幅に上回る応募者が集中し,
入場規制が敷かれるなど, 機械学習/人工知能業界はかつてない盛り上がりを見せている.
これらのブームを支えるのは, 画像認識や自動運転, 金融や医療など産業の様々な場面での応用可能性への期待に他ならない.
そこで今回の開催では, 技術の需要と供給の最先端であるビジネスにおける機械学習/人工知能の展開に焦点を当てて発表を募る.
もちろん, 同技術に興味のある聴衆の参加や人工知能基本問題全般にわたる発表も歓迎する.
■ 招待講演: 比戸将平(株式会社Preferred Networks)
■ 講演タイトル :深層学習の最新動向と実社会応用への道のり
■ 講演概要
深層学習をはじめとする人工知能技術の産業応用が進んでおり、その実現のためには最新研究のアルゴリズムをソフトウェアレベルでもハードウェアレベルでも最適化して実装することが求められる。
本講演では産業応用の最新事例と、それを支えるハードウェアとソフトウェアの動向を抑えたあと、様々な研究と応用のギャップをどう埋めるかというアプローチについて紹介する。
■ 参加費:
当研究会の聴講は無料です.
研究会資料は発表の有無に関わらず1500円(学生会員無料)です.
■ 懇親会:
申し込みフォームよりお申し込みください.
■ プログラム:
1人当たりの発表時間は質疑を含めて20分. ALセッションのショートトーク(S)は15分. 発表者には○印.
[1月28日(日) (13:00-17:50) ]
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FPAIセッション1 (13:00-14:40)
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機械学習モデルの列挙
○原聡(大阪大学), 石畠正和(北海道大学), 前原貴憲(理研AIP)
文脈自由文法による構文木の集合を表現する決定グラフの高速な構築
○網井 圭 (京都大学), 西野 正彬 (NTT CS研), 山本 章博 (京都大学)
グラフ分類における部分グラフ特徴集合の確率的探索
○白川 稜, 岡崎 文哉, 瀧川 一学(北海道大学)
部分グラフとその共起を用いたグラフ分類
○岡崎 文哉, 瀧川 一学(北海道大学)
形状事前分布を利用した頑健な点群マッチング手法の開発
○広瀬 修 (金沢大学)
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ALセッション1 (15:00-16:35)
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エッシャー風タイリング問題に対する効率的な網羅探索アルゴリズムの提案
○永田 裕一(徳島大学),今堀 慎治(中央大学)
制約を満たすグラフの高速列挙
○山崎 一明(北陸先端科学技術大学院大学),斎藤 寿樹(九州工業大学),清見 礼(横浜市立大学),上原 隆平(北陸先端科学技術大学院大学)
グラフ分割集合を表す ZDD に対する連結成分重み比制約の効率的な実現
○中畑 裕,川原 純,笠原 正治(奈良先端科学技術大学院大学)
Computational Complexity of Robot Arm Simulation Problems
○Feng Tianfeng (Japan Advanced Institute of Science and Technology), Okamoto Yoshio (University of Electro-Communications), Otachi Yota (Kumamoto University), Horiyama Takashi (Saitama University), Saitoh Toshiki (Kyushu Institute of Technology), Uno Takeaki (National Institute of Informatics), Uehara Ryuhei (Japan Advanced Institute of Science and Technology)
根付きクリークマイナーアルゴリズムの設計と実験による評価(S)
大塚 広夢,玉木 久夫,○牧井 慶太朗(明治大学)
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招待講演 (16:50-17:50)
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深層学習の最新動向と実社会応用への道のり
○比戸将平(株式会社Preferred Networks)
[1月29日(月) (9:00-16:50) ]
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FPAIセッション2 (9:00-10:20)
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根付きラベル付きキャタピラのパスヒストグラム距離
○川口泰雅, 芳野拓也, 平田耕一(九州工業大学)
日本株データベースにおける曜日効果を考慮した投資モデルの網羅的分析
○林大祐(北海道大学), 羽室行信(関西学院大学), 岡田克彦(関西学院大学), 湊真一(北海道大学)
サプライチェーンネットワークにおける個別銘柄株価の伝播について
○羽室行信, 岡田克彦(関西学院大学)
共通部分空間を反映した次元圧縮に基づく意外性を持つ検索・推薦手法の提案
○ジェイ ホンジェ, 原口 誠, 大久保 好章, 劉 赫宇 (北海道大学)
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ALセッション2 (10:40-11:55)
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Nonbipartite Dulmage-Mendelsohn decomposition for Berge Duality
○Kita Nanao (National Institute of Informatics)
シュタイナー三項系のサンプリングとマルコフ連鎖の高速混合
○河本 和也,来嶋 秀治(九州大学)
On the size of concept lattices
○Kobayashi Yasuaki (Kyoto University)
指定された頂点被覆を根とするクリークマイナー問題(S)
大塚 広夢,○北村 啓介,玉木 久夫(明治大学)
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FPAIセッション3 (13:00-14:40)
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順序決定木に対する正則化パラメータ推定の高速化
○金森 憲太朗, 石畠 正和, 湊 真一, 有村 博紀(北海道大学)
乱数シード依存のクラスタリング手法の安定化に対するアプローチ
○宇野 毅明(情報研), 岩崎 幸子(情報研), 中原 孝信(関西学院大学), 中元 政一(関西学院大学), 羽室 行信(関西学院大学)
決定化されたグラフパターントライの学習アルゴリズム
○坂上 陽規, 栗田 和宏, 瀧川 一学, 有村 博紀(北海道大学)
レセプト・健診結合データに基づく双極性障害患者の併存疾患と薬剤処方の特性類型化:潜在クラス予測モデリングとその活用
○西村志織 (慶應義塾大学)
パーソナルカラーと購買アイテムによるファッション感度の判別
○中原孝信 (専修大学)
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ALセッション3 (14:55-15:50)
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ルール重みが変動するルール順序最適化問題に対する発見的解法
○原田 崇司,田中 賢(神奈川大学),三河 賢治(新潟大学)
互換木によって生成されるCayleyグラフに対する独立木の構成方法
○山田 敏規,須藤 英明(埼玉大学)
木幅問題の貪欲解法の巨大グラフを対象とした実験的評価(S)
大塚 広夢,杭田 知樹,○佐藤 拓人,玉木 久夫(明治大学)
■ 照会先:西郷浩人 (九州大学)
E-mail: sig-fpai@sanken.osaka-u.ac.jp
■ 人工知能学会の研究会資料(第一種)の扱いについて(2015年度より)
2015年4月以降に人工知能学会第一種研究会に投稿された研究会資料は,
紙冊子に掲載されると同時に,学会事務局で資料ID(※1)を付与した上で
学会文献提供サイト「AI書庫」(https://jsai.ixsq.nii.ac.jp/ej/ )上のPDF
ファイルとして閲覧可能となります.
発行日(※2)から一年間は,一本あたり(非会員 600円+消費税,学会員 300
円+消費税,登録会員 0円)にて販売します.一年間の保留期間(エンバーゴ)
後は無料購読できるようになりオンライン公開されます.
なおAI書庫上のデータには,標準的な識別子(番号)は付与されませんが,
一般的な検索エンジンや国立情報学研究所が提供するCiNiiなどから容易に
検索できるようになります.
(※1)研究会資料ID付与規則の変更(2015年度より)
研究会資料ID(論文ID)の付与ルールを下記のように統一しました.
資料ID: [研究会名略称]-[巻(3桁)]-[号(2桁)] 例:SIG-SWO-021-03
巻: 研究会の通算の開催回数 例:21
号: 特定の回での論文の発表順 例:3
頁: 研究会毎に以下の何れかのポリシーで付与する.
A) 各回でページナンバリングしている場合は,そのページ情報を使用
B) そうでない場合には,発表毎に「pp. 1-論文のページ分量」
(※2)紙媒体の奥付に記載された発行日